2012年6月30日土曜日

ホタルの乱舞写真(合成)が撮れました。

今年こそホタル乱舞の写真を撮りたいと思っていたところ、町内でゲンジボタルが出ているという情報がありました。早速昨日6月29日20時頃教わった場所に行ってみました。乱舞とはいえませんがかなりの数のホタルが舞っていました。

ホタルの乱舞写真は奥の手があります。それはデジタルカメラだからこそ簡単にできるのです。私の場合は、三脚にデジタルカメラを据えて、ISO400~1600位、絞りは開放から一絞り絞ります。そして、インターバルタイマーで15秒露出を10回繰り返しました。ピントは暗くて正確には合わせられませんが、広角レンズを使うことで目分量で合わせます。

こうすることで、背景は動かない10枚のホタルの軌跡が写った画像ができます。この画像をパソコン上で重ね合わせるのです。私が使った合成ソフトは「KikuchiMagick]というフリーソフトです。このソフトで「比較明合成」(画像を比較して明るいところを残す)をしました。
下の写真が昨晩撮ったものです。月が出ていたので建物もほどよく写ります。




下の写真はISOを1600に設定して撮影しましたが、月明かりで昼間のように写ってしまいます。とは言ってもホタルの軌跡も星も写るんです。デジタルカメラの発達のおかげです。銀塩カメラ(フィルムカメラ)の時代にこのような画像はできなかったのではないかと思います。

2012年6月29日金曜日

スジグロシロチョウの幼虫でしょうか??

昼休みに散歩しているとスジグロシロチョウが”葉ボタン”や”かき菜”の花のそばを舞っていました。昼時とあってなかなか止まってくれないことと、そばに近づくと気配を察知して逃げていってしまいます。持っていたコンパクトデジタルカメラ(コンデジ)で撮影しました。飛び去っていくスジグロシロチョウの姿が撮れました。

葉の裏を見てみると小さな幼虫がいました。多分スジグロシロチョウの幼虫ではないかと思いますが、私には分かる目がありません。

2012年6月27日水曜日

梅雨なのに星空が広がりました

6/26から27日にかけて、星空が広がりました。どうしようか少し迷ったのですが、エイ!!と道具を持ち出して家の裏で星空撮影をしました。どうしてもミルキーウエイの銀河の撮影、赤い領域がよく写ると評判のアストロノミックCLSフィルターの効果を確かめたかったのです。

今回はTOAST-PROモバイル赤道儀、キャノン100mmマクロで白鳥座のデネブ、サドル付近の赤い領域を、シグマ10-20mmで銀河を狙いました。

赤い領域は出たのですが、どうもピントが合っていない!!カメラのっもにた-で見ると合っているように見えるのですが、PCで見ると合っていません。

右上の明るい星が白鳥座のサドルです。周りに広がる赤い領域がよく写りました。左下デネブの下に北アメリカ星雲があるのですが、フレーミングが悪くて外れてしまいました。この100mmマクロは、F2.8と明るいのでピントも比較的合わせやすくドンピシャではありませんがよくあっています。


2012年6月24日日曜日

6/24 ゼフィルスに会いに行ったのですが・・・

昨日のH.Aさんのブログ北信に舞う蝶たちbyH..A」にゼフィルスが出始めたという記事がありました。さっそくメールでお願いし、今日はその場所に連れて行っていただきました。

なかなかお目当てのゼフィルスには会えません。まずヒメアカタテハにであいました。


「 アサギマダラですよ」とH.Aさんの声。しかしよく見つかります。
知識と経験と動体視力の違いでしょうか
わたしにとっては今年初めてのアサギマダラです。
シロツメクサの蜜を吸っています。飛翔もゆったりとした羽ばたきで優雅です。

ゆったり優雅な飛翔ですがピントは合いません・・・

 山道を歩いているといろいろな小動物に出会います。
午前中早い時間帯なのでトンボやセミなどの動きは速くありません。


アカシジミがシダにとまっていました。
羽化したばかりなのか動きがなくじっくり写真におさめることができました。

家に帰ると菜園のジャガイモにモンシロが盛んに飛び交っていました。
交尾中の雌雄にちょっかいを出しているのは雄のようです。
雌は幾分黄色味が強い色です。


内側の雌が雄の羽目に透けて見えます。

2012年6月17日日曜日

6/17 オオルリシジミの観察会

飯山市のオオルリシジミの観察会に参加してきました。この観察会は2004年に飯山市で発見されたオオルリシジミの繁殖地を保護する活動を行っている「北信濃の里山を保全活用する会」などが開催したものです。

飯山市公民館に集合した参加者はバスに乗って繁殖地に移動し、オオルリシジミなどのチョウの生息状況を調査観察しました。
まず始めに出会ったチョウは、ヒメシジミやモンキチョウです。
ヒメシジミ
モンキチョウ

なかなかオオルリシジミには出会えませんでしたが、参加者の皆さんが集まって撮影会をしています。どうやら目的のオオルリシジミに出会えたようでした。

私も仲間に入れていただき、まずは初の出会いと撮影に成功しました。ところがなかなか羽根を広げてくれません。早朝の雨が上がっていい天気になったので羽根を広げてくれないということでした。


表翅が少し見えました。斑紋から♀のようです。

一番のヒットは、オオルリシジミの交尾を発見したことです。
クララの穂先で交尾している時は動きも少なくシャッターチャンスです。


このシーンは私が独り占めしてはいけません。近くにいた人に声をかけますと、人がどんどん集まってきます。しばし撮影会のようになりました。

こんなに近づいても逃げませんでした。





2012年6月16日土曜日

夏の星座シリーズ「さそり座」「こと座」

6月14日、晴れ間を狙って星座写真を撮影しました。白鳥座の全体撮影に50mm、赤がよく写るというアストロミックのCLS光害カットフィルターを付けて、いざ撮影というときなって雲が覆い被さり断念しました。
その後は南の空に見えていた「さそり座」を撮影しました。120秒×3枚撮りましたが3枚目は雲のかくれていい画像が得られませんでしたので、ステライメージ6を使って、2枚を加算平均コンポジットで合成しました。



しばらくすると、こと座が雲の間に出てきました。

この画像も、120秒×2枚の加算平均コンポジット処理をしました。ステライメージ6は天体写真専用の画像処理ソフトですが、私の未熟な技術で思うように使いこなせていません。今後研究する余地が大いにあります。これも楽しみです。

ちなみに景色を入れない星空の写真は、基本的に赤道儀に使って自動追尾しています。使っている赤道儀は、TOAST-PROというモバイル赤道儀です。組み立ても簡単で気軽に自動追尾ができるようになりました。

今回赤い星雲が写りやすいフィルターを使いましたが、赤い星雲の対象がなかったため効果を確かめることはできませんでした。しかし、さそり座は市街地の明るさで肉眼では見えにくかったのですが、光害を和らげてくれたのではと感じます。



2012年6月10日日曜日

6/10 梅雨空にチョウを探しに

梅雨入りの週末でしたが、晴れ間を見て町内にチョウを探しに行きました。

昨晩の雨で緑が美しい野原、動きは活発でなく目立たないのですが、よく観察しているとチョウの姿が見えてきます。
黄色いモンキチョウが盛んに蜜を吸っているようです。

シジミチョウは種類が多く名前を判断するのが難しいです。
このシジミチョウは♂だと思いますが、ヒメシジミ、ミヤマシジミ、アサマシジミ・・・
???????多分、「ヒメシジミ」だと・・・・思いますが・・・

それにしても表翅は青くてきれいです。

そんなヒメシジミの美しさに見とれていると、白いチョウがひらひらと飛んできました。

 シロツメクサに止まったのはウスバシロチョウです。翅が痛々しくいたんでいます。
与えられた生命を最後まで全うしようとしているように感じました。
見た目の美しさもいいですが、
命を燃やす内面から感じられる美しさこそ「美」だと思うのです。

2012年6月6日水曜日

6/6 金星太陽面通過見えず・・・残念

今世紀最後、次回は105年後という金星の太陽面通過の観測、写真撮影を楽しみにしていましたが、朝から曇り空でした。少しでも太陽が出てくれれば撮影できるので7時前から準備をして7時5分を待ちました。しかし雲の向こうに明るさは見えるものの、7時8分、少し顔を見せたのを最後に、一日中太陽を見ることはできませんでした。しかし、3時前に少し太陽が見えたそうです。みえたところで金星は通過した後です・・・。
7時08分ちらっと見えた太陽
夕方、ダイナミックな「天使の梯子」と呼ばれる薄明光線やきれいな夕焼けが見えました。





2012年6月4日月曜日

6/4 月食は見えませんでした・・・・6/6に期待

 金環食に続いての今夜の部分月食を期待していましたが、天気予報通り雲が月を遮っている最悪のコンディションとなってしまいました。
夕方から夜間瀬川の河川敷に三脚をすえカメラをセットして待ちました。山際は所々に雲があるものの、雲が薄くなっている部分もあって、雲の切れ間から月が現れるのを待ちました。その間、鉄橋を渡る電車を撮ったり、志賀高原方面を撮ったりしました。
月が出てくるはずの方向の山
雲で月が隠れています。
志賀高原の山々。中央は笠ヶ岳

湯田中行きの普通電車
辺りはすっかり暗くなりましたが月は見えてきません。

月食が終わる9時頃、雲の向こうにぼんやりと月が見えました。でも・・・・・・

明後日6月6日には、金星が太陽面を通過します。天気予報では快晴とはいきませんが、雲の切れ間から見えるかもしれないようです。月食は 来年4月26日明け方に関東南西部から西側で部分月食 が見られますが、金星の太陽面通過は21世紀最後だそうです。次回は105年後、2117年12月11日 ・・・今年生まれた赤ちゃんでも105歳・・・・私はきっと見ることができないと思います。


   



6/4 人家の庭にツマジロウラジャノメが!!

昨日某所にツマジロウラジャノメの撮影に行きましたが、もっと近くで撮れればいいなと思っていました。
そんな今朝、プランターに植えたマリーゴールドに見覚えがあるチョウが蜜を吸っている場面に遭遇しました。なんとツマジロウラジャノメではありませんか!!

このツマジロウラジャノメは、山岳や渓流沿いの露岩地に生息すると言うことです。それが町の中心部で、露岩地でもなく傾斜地でもない、人家の中にいたのでびっくりしました。

そんなつもりはないのでカメラは持っていません。仕方なく持っていたスマートホンで撮影しました。結構至近距離まで近づいたのですが、逃げていきません。連写はできないので4カットだけ撮影できました。文様から見てメスではないかと思います。

トリミングで拡大しシャープ補正をしてあります





2012年6月3日日曜日

6/3 今日もまたチョウを探して

昨日に続いて町内の、とあるところにチョウの撮影に出かけました。
今日は収穫がありました。それは「ツマジロウラジャノメ」の写真を撮ることができたことです。

現場に到着すると、ひらひらと舞う蝶の姿がありました。HAさんが「ツマジロウラジャノメ」ですよ。」と教えてくれました。なかなか止まってくれません。仕方ないので連写で飛んでいる姿を撮りました。当然ピントなんか合うはずがありません。偶然写っていれば儲け物です。

そんな「儲け物」の一枚です。もちろんピントは甘いのですが・・・

やっと止まってくれました。このチョウは敏感で近づくと
すぐに飛んで行ってしまいます。近づけないのでやや遠目から
まず1枚撮っておきます。そして少しずつ近づいていきます。


そのほかに出会ったチョウは、
モンキチョウ(雌雄)

サカハチチョウ