2020年3月29日日曜日

夜明け前の天の川を求めて・・・

前回から2ヶ月以上も更新していませんでした。特に身辺に変化があったわけではなく単にFBが中心になっていたんです。

3月中旬にもなると夜明け前には夏の星座や天の川が東の空から昇り始めます。夏は志賀高原まで上って極上の天の川を楽しむのですが、3月の未明はまだまだ寒くて志賀高原までプチ遠征する気になれません。近くの山際の果樹園の農道や河川敷での撮影が主となります。

3月3日の4時過ぎ、近くの山ぎわにある果樹園に行くと志賀高原の上に天の川が横たわりさそり座が立ち上がっていました。

さそり座から天の川にのびる暗黒帯と銀河の中心部射手座付近の天の川です。バンビの横顔と呼ばれている星の密集部や星雲も見えます。本格的な夏が待ち遠しいです。

3月19日未明には近くの河川敷で撮影しました。今年は雪が少なく河川敷マレットゴルフ場は日中マレットゴルフを楽しむ人がいるのですが、未明にはひとっこ一人いません。

オリンピック道路を通る車のライトが紅白幕のように写りました。

北から南まで晴れ渡った朝でしたので縦構図画像をパノラマ合成しました。北斗七星からのびる「春の大曲線」(おおぐま座の尾~うしかい座のアークトゥルス~おとめ座のスピカ)や「春の大三角形」が春を告げていました。



3月24日の朝は前日の降雪で冬景色に戻った河川敷になりました。夜明け前には東の空に木星、火星、土星が並んで上ってきます。

桜の枝に雪が残り一足先にサクラの花が咲いたように見えました。

おまけですが、4月中旬から5月連休にかけてもしかしたら肉眼彗星になるのではないかと期待されているアトラス彗星(C/2019 Y4)を撮影したので投稿しておきます。3月下旬現在はおおぐま座の顔付近にいます。双眼鏡でも見えるようですが確認していません・・。