2016年8月25日木曜日

ペルセウス座流星をねらって2016@北信濃

今年のペルセウス座流星は未明まで月明かりがなく条件的はとても良いものでした。
家の窓で、志賀高原で、近くの河川敷で雲間をねらって、たくさんたくさん撮りましたが、レンズを向けた方向とは別の方向に明るい流星が流れたりして大物を捕らえることができませんでした。

8月12日から13日が極大でしたが8日から撮り始めました。
すばるや赤い散光星雲カリフォルニア星雲の近くにペルセウス座流星が飛びました。




8月11日には白鳥座からケフェウス座にかけてガイド撮影をしましたが流星を捕獲することができませんでした。この画角の中に流星が流れると絵になるのですが・・・。中央右の赤い星雲は北アメリカ星雲です。

11日は窓際の手すりにカメラを固定して連写連写させました。私は夢の中です。その間にペルセウス座流星が飛びました。いつもは広いところで撮るのですが電柱などが入るのも新鮮です。

さて、いよいよ12日の夜を迎えました。志賀高原蓮池に行きましたが雲が多く早々にあきらめて家の近くの河川敷に場所を変えました。
カワセミの撮影でお世話になっているお二人と雲が広がってきた13日2時頃まで撮影を楽しみました。




 今年の夏の夜はなかなか晴れてくれませんでした。でもペルセウス座流星群の12日から13日にかけてはそれなりに晴れてくれたので良かったです。

今年の夏、どうしても見逃すことができないのは、さそり座にいる火星とアンタレスです。アンタレスの名前の由来は火星(アーレス)に対抗(アンチ)するという意味だそうです。

もう少し上にレンズを向ければ火星も写ったのですが・・・大きなミスをしてしまいました。24日には火星と土星、アンタレスがほぼ直線に並んだのですが、残念ながら雲に隠れて見ることさえできませんでした。



2016年8月14日日曜日

8月3日の星撮り@志賀高原横手山ドライブイン

今年の夏の夜空は雲が広がることが多く星撮りができません。雲は出るのですが雨が降らず、雷も鳴りません。一雨降った後の星空は綺麗なのですが、そんな期待もできない夏です。
 天気予報やGPVで雲が切れる時間帯を気にしながら、雲が切れることを期待しながらカメラを持ち出しました。

8月3日には埼玉県からFB友達が志賀高原まで遠征してきてくれました。私もご一緒しました。前回遠征してくれたときは雲が多くほとんど撮影することができなかったのですが、この日は雲は多いものの星空が広がる時間帯もあって天の川も姿を見せてくれました。


 いつものパターンです。横手山ドライブイン駐車場で撮影した証拠写真です。
 草津方面には雷雲があり稲光も光っていました。

カシオペア座から白鳥座にかけての銀河を撮っていると西から東へ移動する人工天体が見えました。その光が急に増光して凄いフレアをしました。フレアの右斜め上に赤い星が一つ見えます。ケフェウス座のガーネットスターという愛称がある星です。

南の天の川は雲に隠れてしまい対象を北の天の川にしました。対角魚眼レンズで撮影したので、白鳥座、こと座、わし座も写っています。

この日はポータブル赤道儀も持っていったので、星雲も撮影しました。
この赤い星雲は、その形から北アメリカ星雲と呼ばれています。その右にはペリカン星雲、明るく大きく写っている星は白鳥座のデネブです。薄雲があり天然のソフトフィルターになって輝星が大きく写っています。

東の低空にはアンドロメダ大星雲M31も上ってきます。

ペルセウス座の二重星団です。カシオペア座との境にあって双眼鏡でもきれいに見えます。位置さえ分かれば肉眼でもボワ~と見えます。