2013年5月21日火曜日

昨年の今日は「金環日食」の日でした

一年が経つのは早いです。昨年の今日5月21日は、金環日食が見られました。残念ながら私の住んでいる北信濃では金環食とはなりませんでしたが、かけ始めから最大食、そして日食の終わりまで、観察と撮影をすることができました。



















2013年5月19日日曜日

パンスターズ彗星が遠ざかっていきます

昨年から大彗星になるのではないかと話題のパンスターズ彗星でしたが、北半球で見られるようになってあまり大きな彗星とはなりませんでした。3月15日夕焼けの中のパンスターズ彗星を撮影してから2ヶ月経ち、5月に入ると北の空に一晩中見ることができるようになりました。

5月18日深夜、遠ざかるパンスターズ彗星を撮影しました。肉眼ではもちろん見ることができませんが、シャッターをバルブにして時間をかけると写りました。

反転してみると尾が分かりやすくなります。尾も広がってきています。

この夜は天の川も見えたので射手座付近の銀河を撮影しました。
有名なM8(干潟星雲)やM20(三裂星雲)も写すことができました。
赤道儀での自動追尾も予想以上にうまくできて、60秒の長秒撮影でしたが星像がほとんどずれませんでした。

2013年5月15日水曜日

銀河がよく見える季節に

5月、深夜2時~3時頃には天の川もはっきり見えます。


志賀高原ロマン美術館で

2013年5月10日金曜日

さよなら ありがとう パンスターズ彗星

3月10日頃から日本でも見え始めた「パンスターズ彗星」が地球から遠ざかり大分暗くなってきました。予想(期待)では、もっと明るく立派な尾を引く大彗星になるのではないかと思われていましたが、北半球で見える頃には、期待を裏切った形になりました。(パンスターズ彗星が悪いわけではないですが・・・)

北半球で見える前、南半球で撮影された写真を見ると素晴らしい彗星でした。

私が最初に撮影できたときからの写真で振り返ってみたいと思います。


3/15 夕焼けの中に見えたパンスターズ彗星

3/15 望遠レンズで撮影した画像をコンポジット(重ね処理)
してみると、立派な彗星の姿になりました。
4月になると、パンスターズ彗星は明け方によく見えるようになりました。
早起きをして寒い中、撮影に行きました。
4/5 明け方の空に見えたパンスターズ彗星
5月にはいるとパンスターズ彗星は、アンドロメダ座からカシオペア座、
そしてケフェウス座を通過しました。

5/8 100mmレンズで撮影しました。
ずいぶん暗くなって見つけにくくなりました。
5月9日 モバイル赤道儀で自動追尾撮影
1分露出画像を4枚コンポジットしました。
赤道儀で追尾したので尾もはっきり写りました。

上の写真を拡大して白黒反転させました。
尾の方向がはっきり分かります。


2013年5月5日日曜日

3ヶ月ぶりに更新します。

「このごろブログ更新がされていないのですが、どうかされたんですか?」と、ご心配をいただくことが多くなりました。

健康・・変化なし。丈夫です。あえて言えば仕事の変化でしょうか。

前回の投稿から撮りためた写真をアップしますのでご覧ください。

2/9 撮り鉄さんになりました。夜間瀬川橋梁をわたる
元成田エキスプレス、通称「スノーモンキー」


「寒い中、ズクがあるね」と、いわれて星撮りに熱中した3月
オリオン座が沈んでいきます。

3/15 ISS(国際宇宙ステーション)が夏の大三角形を
横切っていきます。夜明け前に撮影しました。
3/15 パンスターズ彗星の
撮影に成功しました。
3/15 期待したほど明るくはなりませんでしたが
立派な尾を持った彗星になりました。
4/8 しだれ桜と北斗七星を撮影
この写真はNHK長野の「撮るしん」で
放送されました。
4/15 明け方見え始めたパンスターズ彗星
4/15 パンスターズ彗星
そして、今日は念願だったギフチョウの撮影に誘ってもらいました。


なかなか止まってくれません。
そこで止まっているチョウの撮影から
飛翔している蝶の写真にも挑戦しました。

蝶道があるようなので置きピンで連写作戦!!
マニュアルフォーカスに切り替え、来そうな所に
ピントを固定し、視野に入ったらひたすら連写です。
「下手な鉄砲・・なんとやら」
中には見ることができる写真も撮れました。