2012年7月31日火曜日

月齢12の月夜の星空

 21時前、外に出てみると月明かりで明るくなっています。。月明かりの中では星ははっきり見えず、写真撮影しても見栄えはしないのですが、光害カットフィルターの効果とピント合わせの練習をかねて静止撮影をすることにしました。

赤道儀の準備も不用で、レリーズと三脚さえあればOK。セットは簡単です。
ISO1600、F5.6 f18mmで20秒間露出です。
ピントはライブビュー画面を拡大表示して明るい星でピントを合わせました。
ズームレンズ(18mm-200mm)の場合、焦点距離によってピントの位置も違います。
焦点距離を変えるたびにピント合わせをするのは面倒です。
後悔するより時間をかけてピント合わせをした方が、後のショックは少ないと思います。

 南西の空に三角形が見えました。
右下が火星、上が土星、左下が乙女座のスピカです。

さそり座も南の低空に見えます。月の光や中野市の光の影響もあります
が光害カットフィルター装着でカブリも少ないのではないかと思います。



2012年7月29日日曜日

7/28 里山のチョウを探しに

午前中は家庭菜園の草取りをして、午後2時頃からまだ行ってみたことがない山ノ内町北部地区のスキー場でチョウを探しました。
かつてはスノーボードの滑走が認められていなかったスキー場の多いなか、このスキー場は積極的にスノーボード滑走を呼び込んでいました。その後、スノーボードがほとんどのスキー場で滑走できるようになり、今は営業を止めてしまいました。

スキー場跡はススキが生い茂り、近づくと一斉にバッタが飛び立ちます。チョウの姿は見えませんでした。あきらめて他の場所へ行こうとしたとき目の前をチョウの影が横切り、アスファルトに舞い降りました。2枚シャッターを切ったあと、そのチョウは帰ってきませんでした。どうもイチモンジチョウではないかと思います。


次の場所は民家に近いところです。ベニシジミいました。

 アカツメクサの蜜を吸うアカタテハ


道路脇にセセリを見つけました。


2012年7月22日日曜日

7/22 志賀高原へチョウを見つけに

里から志賀高原を見上げると雲がかかっていた。行ってみなければ分からないのが山の天気。


丸池スキー場のゲレンデはニッコウキスゲが終わりに近づいていた。そんな中を黒い大きな蝶が一頭舞っていた。どうもカラスアゲハのようだが、下翅にしっぽがない。どうも痛んだようだが・・・・


ノアザミで仲良く吸蜜するウラギンヒョウモン

このノアザミ、うまい蜜を出しているのだろうか
○○シェアが話題になっているが、動物界の食料シェアは公平だ。

モンキチョウの雌雄が飛んでいた。


と、ここまでは望遠レンズでチョウの撮影。これから広角レンズに交換して撮影。

せっかくだから、県の天然記念物「一ノ瀬のシナノキ」に会いに行った。私1人で・・クマに遭遇したら・・と考えると恐ろしい。時々声を出しながら歩くと、途中に鉄パイプな下げてあった。当然3回以上鳴らした。

シナノキの下にいると、なにかパワーがみなぎるとか・・・・・
パワースポットと言う人もいるが、鈍感な私はパワーを感じないのです。


帰りは広角レンズで風景入りの蝶の写真を撮りました。

約30cm位まで近づく。オートフォーカスでは蝶にピントが合わない。近いのでピントを合わせている間に逃げてしまう。ここは「置きピン」という方法を使う。マニュアルフォーカスにセットし、フォーカスリング目盛りを30cm位にあわす。広角レンズは被写界深度が深いので、これでだいたいピントがあってしまう。


都会は夏休みになったのだろうか。黄色い帽子の小学生団体の子どもたちにたくさんであった。
シナノキの帰りには、川越の女子高校生集団にであったが、「こんちは」とたくさん声をかけてもらった。街中では声をかけることはないが、山では常識。山は人を本来の姿に戻してくれるようだ。

昼を食べるのも忘れていた。汗をかき、歩いたので体重が1kg落ちた。自分の足で歩くと、いろいろなものが見えてくる、聞こえてくる、いろいろな人と話せる・・・スローな一日っていいものです。

2012年7月17日火曜日

7/16 天の川がきれいに見えました

7月16日(日)は猛暑日となりました。夜にると雲も少なくなり夏の星座がはっきりと見え始めました。深夜になるとさらに空気が澄んできて、肉眼でも天の川が見えるようになりました。今夜を逃したらこんな星空はしばらくないのではないかと思い、ワイドレンズ(対角魚眼)、光害カットフィルターをカメラにセットし固定撮影をしました。対角魚眼レンズはシグマ10mm、F2.8、光害カットフィルターはアストロノミック社製CLSフィルターです。レンズは天体写真マニアの間では評判がいいレンズです。またCLSフィルターも光害をカットしてくれる上に、赤い色の領域がよく写ると評判です。

早速ISO1600、F2.8にセットし距離をフィルター無しで実験した目盛りにあわせ30秒露出を5回繰り返しました。ところがどうも星がぼやけています。そこで遠くの街頭の灯りでピント調整したところ、フィルターーを付けるとかなり位置がずれています。ピントを修正して撮影し画像を確かめてみると拡大しても星がほとんど点になっています。

高社山の東からのびる銀河です。画面中央下やや左にアンドロメダのM31星雲が見えます。
7/17 0:45 10mm F2.8 ISO1600 60秒露出

夏の大三角形を中心に撮影しました。銀河もよく写りましたし、光害カットフィルターの効果で赤い領域も出ています。
7/17 0:15 10mm F2.8  ISO1600 60秒露出

星座線も入れてみました



右下は射手座、銀河の中央上の赤い部分は、白鳥座付近です。
7/17 0:18 10mm F2.8  ISO1600 60秒露出

南の空に立っている銀河です。こういう写真が撮りたかったのです。下方の射手座の銀河には様々な色が写ります。しかし低空のため市街地の灯りで鮮明には写ってくれません。光害カットフィルターを使ったのでこれだけ写ってくれたのではないかと思います。(フィルターなしとの比較はまた実験してみます)銀河の中には様々な星雲が見えます。
7/17 0:16 10mm F2.8  ISO1600 60秒露出 



2012年7月15日日曜日

7/15 町内の里山にチョウを探しに

 午後時間があったので家庭菜園の草取りを後回しにしてチョウを探しに行きました。北信に舞う蝶たちbyH.Aをみるといろいろなチョウが出ているようです。ゼフィルスにも会いたいな・・・そんな期待をして出かけました。


まず最初に出会ったのは、おなじみのベニシジミです。このチョウはしっかり覚えてしまいました。口吻をヒメジョンの花に刺して吸蜜しています。真剣に吸蜜しているので全く動きません。ピントも合わせやすくてありがたいチョウです。

しばらく探すのですが、ベニシジミばかりが目につき、他のチョウが現れてくれません。そんな時白いチョウが目につきました。スジグロシロチョウの♂♀です。羽がかなり痛んでいて痛々しい姿です。命をつなぐために一生懸命な姿に感動です。


目の前を黄色いチョウが横切りました。しばらく目で追いかけているとヒメジョンの花にとまりました。近寄ってみると・・・・おや、大小のチョウが重なっていました。ヒメシジミとウラギンヒョウモン(?だと思います)が同じ花にとまっています。





 そのほか、ツバメシジミの♂やモンキチョウ、ヒメウラナミジャノメに会いました。






ネジバナの清楚なピンク色が目につきます。 

2012年7月10日火曜日

今日の地震の震源が、なんとすぐ近くでした

今日7月10日(火)昼0:48分頃地震がありました。地鳴りがしたかと思うと、すぐ鉄筋構造の建物が激しく揺れました。「震度4くらいかな」と思いながら、3.11の地震を思い出しました。これほどの揺れではなかったのですが東北地方の被害が甚大でした。「この地震が東北地方や関東地方だったら・・・被害は相当なものだ」と思いながらテレビのスイッチを入れました。テレビの地震速報では震源は長野県北部、中野市や木島平村では震度5弱とのことでした。山ノ内町は震度4と速報されていました。

その後も何度か地鳴りの後の余震があって生きた心地がしません。深夜になっても時々思い出したように地鳴りと小さな揺れがあります。

気象庁の地震データによれば、今日の地震の震源は北緯36.8度、東経138.4度と出ていたのでgooglemapでスポッとしてみると、なんと家の近くの高社山山頂西側稜線の真下あたりです。びっくりすると同時に、地鳴りが聞こえるのも当然だと思いました。

今晩も余震があるのかと思うと不安です。

2012年7月8日日曜日

7/8 雨の後、町内でチョウを探しに

昨日から長野県北部は雨降り。中野飯山地方には大雨警報が発表された今朝でした。山ノ内町では大雨警報が発表されているような降りにはならずにすみました。
雨が上がった後、久しぶりに町内でチョウの姿を探しました。雨上がりなのでチョウも飛んでいる姿は見えず目についたのがバッタ類です。

この黄色いバッタは、右前足を盛んに上下させていました。その動作が「オッス!!」と言っているようで何ともユーモラスでした。


しばらく探していると、シジミチョウを見つけました。後翅に突起が見えます。どうもツバメシジミのようです。表翅が黒色なのでどうも♀ではないかと思います。

ツバメシジミの前に見えるピンク色の花は、ネジバナです。


午後4時過ぎにもう一度、午前の場所の上部に言ってみました。草地に入ると一斉にシジミチョウが飛び出しました。模様からどうもヒメシジミではないかと思います。

ヒメシジミ♀だと思います。

表翅が淡青色なので、ヒメシジミ♂とみました。

愛の語り合い

2012年7月1日日曜日

6/30 ホタル乱舞 その2

昨晩に引き続いてホタルの写真を撮りに行きました。今回は公民館の「ホタル観察会」への参加者ということです。町内から20名の参加がありホタルの光の美しさを感じるとともに、自然環境がホタルの生息に大きな影響があることを再認識しました。

この写真は、前回の上の段です。
上の段はお寺の境内地で水路が流れています。
U字溝に改修されてなく、草もほどよく残されていて
ホタルの発生には環境がいいとのことです・


上の写真は、この下の写真を合成したものです。
右下の写真は左上と同じものになってしまいました。合計8枚の比較明コンポジット合成です。