今回ステラショットのバージョンアップにあわせてQHY5L-IIモノクロカメラを導入しました。
月齢11.8の月で空は暗くありませんでしたがテストをしました。
赤道儀にカメラとガイド鏡をプレートに載せて取り付け、ステラショットがインストールされたPCに接続して初期設定をしました。
初めてのことで設定に時間はかかりましたが、なんとか設定しました。
友人に作ってもらったプレートです。ガイド鏡は微調整ができるようにしましたが、QHY5L-IIは感度が高く星空どこに向けてもガイドできる星を拾えるので必要はないようです。確かにPCのモニターにはガイド星が必ずといっていいほど写りました。
シグマの150-600mmをアリミゾに付けるためにアリガタを取り付けます。カメラの4分の1インチネジ1本ではカメラが重くて回転してしまうのでねじ穴をあけて2本ネジで固定しました。
今回はテストなので月から比較的遠い位置にあること座M57リング星雲を撮影しました。
APS-Cカメラに600mmレンズを付けて撮影したM57リング星雲です。DSSで7枚スタックしました。小さいのですがちゃんとリング状に写っています。
リングをはっきりさせるためにDSSでDRIZZLE×3スタックしました。色もはっきりしてきました。
さらにもう少し境域を狭くしてDRIZZLEスタックしました。
極軸合わせが正確にできていなかったようで180秒露光ではガイドエラーが出てしまいました。結局120秒露光をしましたがオートガイダーを使ったにもかかわらず180秒もできないとは・・・望遠鏡のセットとステラショットの設定の課題が残りました。でもガイドカメラとステラショットの組み合わせで老体にも無理なく操作できます。
最後記念として月を撮影して撤収しました・・・撤収も時間がかかります・・。
0 件のコメント:
コメントを投稿