機材は、SE2赤道儀、15-600mmレンズ、ステラショットインストール済みのノートPC、12Vバッテリーなどです。
まずは赤道儀のセットですが暗がりで難儀をしましたが10分ほどで終了。この後の極軸合わせなどの初期設定でいささか苦労しました。この極軸あわせと初期設定を正確にしておくと、撮影するときの天体自動導入と星追尾で苦労しません。次にPCに赤道儀駆動用のケーブルとカメラ用のケーブルをセットしました。
いよいよ天体導入です。まずはもうすぐ見えなくなるオリオン座のM42星雲をステラショットで指定し導入ボタンをクリック!!赤道儀のモーターが動き始めとまりました。そこにはほぼ正確にM42が導入されていました。試し撮りをして微調整をして撮影開始です。
すこし星が流れています。再度極軸を点検して微調整をして次の天体撮影に移りました。
この春、撮影しようと考えていた星雲は、しし座の後ろ足の太ももにある通称トリオ銀河、おとめ座銀河団にあるマルカリアンチェーンです。
まずはトリオ銀河の撮影です。PCでトリオ銀河の一つM66を指定しクリック。モーターが回り始めM66を導入しました。一枚撮影して再度微調整導入して本番です。PCのモニターに映し出される画像をみて星が天に写っているか一喜一憂です。12枚撮影して8枚くらいはほぼ点に写っていました。
次はいよいよマルカリアンチェーンです。結果は最初にしては大満足です。
この他にも撮影しましたが、もっと露光時間を長くする必要があるなと感じました。ただ露光時間を長くすると星が流れて点に写らなくなります。極軸を正確にセットするか、オートガイダーという機器でモーター制御をする必要があります。今回は1分から1分半での撮影にとどめました。
記念に撮影風景を撮ってみました。ひときわ明るい星はしし座にいる木星です。
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