2016年2月17日水曜日

ウインドウズ10と天体写真関係アプリの動作

ウインドウズ7のPCがこの頃不安定。スタートアップでつまづくことが多く、この際ウインドウズ10にアップグレードしてしまえと、思い切ってアップグレードしました。

おなじみの右下に出るメッセージどおりに進めたところ、約3時間ほどかかりましたがアップグレードできました。最初の起動には時間がかかり心配しましたが、環境を整えているようでした。更新プログラムの検索インストールでもかなり時間がかかりましたが、これも無事に終了しました。

次にソフトの動作確認です。一般的な市販ソフトは特に異常はありませんでしたが、ウインドウズ7でプレインストールされていた映像関係のソフトは、すっきり(?)となくなっていました。

グラフィック関係のソフトも動いたのですが、スキャナーソフトはごく簡単なものにすり替わっていたので、スキャナーの製造元からドライバーをダウンロードして無事解決しました。

一番困ったのは・・・DVDドライブが全く認識されなかったことです。デバイスマネージャーにもDVDドライブが見えず困りました。そんなときに頼りになるのがインターネットです。「WIN10 DVDドライブ 認識されない」で検索をしてみたところ同じ症状の解決方法が見つかりました。結果的にはレジストリーの書き換えで解決したのですが、レジストリーの書き換えなんぞしたこともなかったので冷や汗ものでした。あくまでも自己責任でという記述もあったので認識したときの喜びは快感でした。



つぎに天体写真関係のソフト、DSS、フラットエイド、ステライメージ7の動作を確認しました。
まず一番お世話になっているフリーソフトDSSの動作確認です。
昨年1月に撮影したラブジョイ彗星RAWファイルをDSSでスタックしました。


順調にスタックしてくれました。まずはほっとしました。

スタックされた画像をコピーしてステライメージ7に引き渡します。


周辺減光があります。このファイルをTIFF形式で保存し、疑似フラット補正ソフト、フラットエイドに引き渡しました。


元画像を読み込みます。


星像検出します。

星像消去をします。彗星核と尾の部分が消えていません。このままですと補正実行しても尾の淡い部分は消えてしまいます。


そこで彗星核と尾の部分を赤いスプレーで消し、再度星像消去コマンドを実行します。

今回は実験なのでこの程度で一応OKとします。このファイルを関連づけてあったステライメージ7に引き渡してガウスぼかしをかけます。ぼかしをかけた後上書き保存してフラットエイドに戻ります。


フラットエイドに戻ったら補正実行します。最初の画像より周辺減光が目立たなくなりました。この画像をTIFFで保存し再度ステライメージに引き渡します。


ステライメージで再度調整します。


で・・・こんな風に仕上がりました。


0 件のコメント:

コメントを投稿