3月10日頃から日本でも見え始めた「パンスターズ彗星」が地球から遠ざかり大分暗くなってきました。予想(期待)では、もっと明るく立派な尾を引く大彗星になるのではないかと思われていましたが、北半球で見える頃には、期待を裏切った形になりました。(パンスターズ彗星が悪いわけではないですが・・・)
北半球で見える前、南半球で撮影された写真を見ると素晴らしい彗星でした。
私が最初に撮影できたときからの写真で振り返ってみたいと思います。
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3/15 夕焼けの中に見えたパンスターズ彗星 |
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3/15 望遠レンズで撮影した画像をコンポジット(重ね処理)
してみると、立派な彗星の姿になりました。 |
4月になると、パンスターズ彗星は明け方によく見えるようになりました。
早起きをして寒い中、撮影に行きました。
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4/5 明け方の空に見えたパンスターズ彗星 |
5月にはいるとパンスターズ彗星は、アンドロメダ座からカシオペア座、
そしてケフェウス座を通過しました。
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5/8 100mmレンズで撮影しました。
ずいぶん暗くなって見つけにくくなりました。 |
5月9日 モバイル赤道儀で自動追尾撮影
1分露出画像を4枚コンポジットしました。
赤道儀で追尾したので尾もはっきり写りました。
上の写真を拡大して白黒反転させました。
尾の方向がはっきり分かります。
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